ファンの心理・思い入れ - Shinanoji

2022/05/15 (Sun) 16:10:13

昌子さんのファン層が広いことは有名ですが、デビュー当時からファンになった方々の昌子さんへの思い入れはどうであったのか、考えてみました。

まず同級生世代なら、あんな同級生と友達になれたらいいな、あるいはガールフレンドとして。デビュー時のキャッチフレーズが「あなたのクラスメイト」だったですよね。お爺さん・おばあさんからすれば、あんな孫がいたらいいな。お母さん・お父さん層は、あんな娘がいたらいいな。またあんな妹がいたら、あんなお姉さんがいたら、と自分の思いを昌子さんに重ねていたことでしょう。歌手になりたかった人は、自分の分身としてあこがれたことでしょう。ほとんどの方は、昌子さんを歌手としてというのはもちろんですが、人柄を見てこうありたいと思っていたのではないかと推察します。遠藤実さんの場合、10代の時にテレビなどで共演しているシーンをYouTubeで
いくつか観ましたが、いつも自分の娘を見るような優しく温かい表情が印象的です。

昌子さんが再デビューしたその10年後にファンになった（遅すぎる！？）私が、もし「ザ・スター」の番組（1981年）を当時観ていたら、その時にファンになって、あんな恋人がいたら、と思ったことでしょう。あの頃の昌子さんは魅力的な大人の女性になっていました。ついでに、私の好きなレコードジャケットの写真を添付します（クリックで拡大）。タータンチェックのベストを着た「故郷ごころ」のジャケットです。テレビではお揃いのスカートを着て「無縁坂」と「なごり雪」を歌っていましたね。