昌子ファンの為のREIの掲示板 1996284

歌手・森昌子さんを愛している皆様、楽しい話題をお待ちしてます。どんどん書き込んでくださいね!
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私の好きな森昌子の10曲―第5回

1:彼岸花 秋 :

2020/06/27 (Sat) 23:30:55

https://bbs7.fc2.com//bbs/img/_766900/766847/full/766847_1593268255.jpg 「寒椿」 中山大三郎作詞 船村徹作曲 丸山雅仁編曲 1984年


「哀しみ本線日本海」「立待岬」「越冬つばめ」と続いた激情の嵐がおさまって、これはまたなんと静かで平明な美しい音楽でしょう。
歌詞に物語性はなく、ただ愛の断片が次々と思い出され、その度にもう一度逢いたい、お願いだから逢いたいとせつない慕情のくり返し。テンポに破調もなく緩急の対比もなく、三拍子の美しいメロディーが大きなうねりのようにゆったりと流れていきます。それがかえって昌子さんの歌声の素晴らしさを際だたせています。大家の風格さえ漂ってきました。

「寒椿」には3回録音がありますが、2回目のときに船村徹氏が昌子さんに厳しく当たったことは昌子さんが語った話として以前にここで報告されました。先生はどこがお気に召さなかったのか分かりませんが、シングル盤の録音は申し分のない仕上がりで私たちに残されましたね。

3回目の録音、先年2017の「森昌子名曲選」に書かれている解説によると、船村先生に作曲を依頼に行ったとき、はじめは乗り気ではなかったけど同郷ということが分かって快諾をいただき、翌日には曲が出来上がってきたとあります。この部分が正確だとすると、これは1980年のアルバム「旅立ち」のときのことですよね。このアルバムには他に「渡れない川」「別れて二年」という曲が含まれていますから、何曲か作り置きがあった中から昌子さんに合った曲を3曲提供してくださった。ただし、録音時には船村先生は立ち会わなかったと私は推察しています。従って第1回目の「寒椿」の仕上がりについては批評も注文もつける機会がなかったのだと思います。
その後、「越冬つばめ」の成功などがあって昌子さんは第一級のスター歌手になっていきますが、そうなると次は最高峰・船村徹先生の曲をとなって、それならもう一度「寒椿」を入れ直そうかということになった、と私は想像します。
演歌特有の泥臭さがなく、端正で上品で、それでいて聴かせどころは備わった、正に森昌子のために用意されていたような曲。船村氏も期待するところがあったのでしょう。昌子さんのプライドにも触れるほどの厳しい指導をされて、名曲の名唱「寒椿」は完成したのでした。

この頃になると民生のビデオテープレコーダーも普及してきて多くの人が録画したこともあってか、YouTubeから保存した「寒椿」の動画は手元に16本ほどあります。どれも歌唱に第一人者の風格があって惚れ惚れします。“胸にしみじみ…” の “む──”と伸ばすところがノンビブラートでスタジオに響いて秀逸ですね。椿の絵柄の和服姿で歌っているのが何本かあって、また一段と美しくなった昌子さんを引き立てます。私が「寒椿」が好きなのも、これらの映像の魅力にいかれているところが多分にありそうです。

第1回目の録音も捨てがたいですね。1980年ですから21歳。スラーを多用して演歌らしい感情の表出に意を注ぐ熱意を感じます。声に若々しい張りがあって「ためいき橋」の乗りで唄った趣。

2017年の3回目の録音。58歳とは思えない艶やかな声で仕上がりは完璧ですね。よくぞ再録音してくれました。船村先生、文句ありますか?と昌子さんに代わって言ってあげたい気持ちです。

図はヴィジュアル系寒椿(再録)
叶わなかった恋を思うにつけ、森かげに咲く寒椿のようだと諦めていても、そうは言ってもやはり愛の名残りが渦を巻いているのです。


つづいてアルバムの中からの選曲になります。
次回予告─「白鷺」

16:長州◆*0 :

2021/07/16 (Fri) 14:12:23

shinanojiさん

紅白、寒椿 歌ってないですね

当初は、ほお紅がA面 涙雪がB面で発売
されましたが

すぐに、A面が涙雪 B面がほお紅で
発売されました

紅白は、【涙雪】を歌いました

よほど、寒椿が、難しかったのかな

果たして、両方、持っている人居るのかな

15:Shinanoji :

2021/07/16 (Fri) 10:08:05

私の一番好きな寒椿が話題になっているので、私も一言書かせていただきます。
私も、次郎さんのおっしゃる通り愛のむちだったと思います。寒椿は越冬つばめの8ヶ月後にリリースされましたが、おそらく、昌子さんは越冬つばめの成功で無意識のうちに天狗になっていたかもしれない、あるいは周りからそう見えたかもしれません。あるいは、船村徹さんとしてはド演歌風に歌ってほしかったけど昌子さんとしては自分の思い通りに歌いたかったのかもしれません。寒椿は、表現の仕方が難しい曲だと思います。偶然かどうかわかりませんが、寒椿は紅白では歌われなかったようです。
14:長州◆*0 :

2021/07/13 (Tue) 07:47:08

そうだったんですね

船村先生の当たりだった

その言葉を言えば

なにくそと燃えた 昌子さんの姿が

浮かびます

私は、下手じゃあないもん

難しい曲だから、上手く歌えてないだけだもん

と 思っていたと思う

それがきっかけで、哀しみ本線日本海、越冬つばめが

あると思います

もしも、昌子さんのお父さんが、立ち会いしていたら

お父さんが、見本に歌ったかもしれない(笑)

昌子さん、あと3ヶ月で、年金生活が

出来ますよ
13:次郎 :

2021/07/12 (Mon) 19:55:09

かつての昌子さんの述懐の記憶を頼りに書きます。
 船村先生は「こんな下手な歌手は見たことない」とまで言われたそうです。それにカチンときた昌子さんは懸命に歌おうとしましたが、船村先生の様には歌えなかったと。そして後日、船村先生が「あの時はごめんな。でも、(同郷の)俺が言わなかったら(昌子に)誰が言うんだ。」と言われたそうです。
 愛の鞭だったと私は理解しています。
12:彼岸花 秋 :

2021/07/12 (Mon) 19:06:32

のんな21さん、寒つばきさん、久しぶりの返信、ありがとうございます。
私が思うに、船村徹先生は森昌子さんの声と歌に嫉妬していたんだと思います。今までにこんな綺麗な声の歌い手に曲を作ったことがなかったんですよ。だからどんなメロディをつけたらいいのか分からなかったんですね。その焦りが嫉妬となって“歌の下手な歌手”という心を裏返すような言葉として口を突いて出たんだと思います。「越冬つばめ」の成功もお気に召さなかったのかもしれない。昌子さん、よく試練に耐えて名曲「寒椿」を残してくれました。これが真実!とファンは存分に勝手に解釈しているのです(笑)。
11:寒つばき :

2021/07/12 (Mon) 13:39:20

寒椿名曲で大好きな一曲です
でも、作曲か船村先生は最後まで納得されなかったようです、日本TVの朝のワイドショー「ルックルックこんにちわ」の女のど自慢で、「寒椿」を歌唱されたかたに
こんな歌の下手な歌手の歌は選曲しない方がよいです。と批評され、司会者の沢田亜矢子さんがすかさず先生の歌は難しいですよねと交わした、
10:のんな21:

2021/07/12 (Mon) 01:11:17

寒椿、いい曲ですね。
音域が広く(あえて言えば、低音が弱い)、かつ、声がきれいという特長を存分に使った作曲のように思います。

他の女性歌手には、なかなか歌えないでしょう。歌えるい歌手を見つけて教え込むまでが、彼女の仕事だと、私は勝手に思っています。

少しのんびりしたら、そんなことを考えながら、全国を旅して欲しい。

lー
9:くー :

2020/07/04 (Sat) 20:07:42

ユーチューブで1回目の録音を聞きました。
1回目と2回目では全然別の人が歌ってるのではないかと思えるほど違いますね。
音楽の素養が全然ないのですが、間違いを恐れずに個人的な見解を言います。声の出し方が違うのでしょうか?1回目は喉を締めて出した声のように感じます。2回目は空気を多めに入れた発声のように感じるのです。キーはどちらも同じなのでしょうか?2回目は下げてるのでしょうか?音楽に詳しい人がいたら教えて欲しいです。
8:彼岸花 秋 :

2020/07/04 (Sat) 13:53:47

くーさん、返信ありがとうございます。
第1回目の録音は先ず歌詞が違います。
“お願い あなたに逢いたいの”のところが、1番と3番では
“もう一度 あなたに逢いたいの”となっています。
それから編曲者が変わっています。
第1回目は栗田俊夫氏、2回目は丸山雅仁氏ですね。
歌詞の変更は歌にさほどの影響はありませんが、編曲の方は2回目の方が編成が大きくなって派手な音楽になっています。1回目は室内楽的な編成で、これはこれで親密的、昌子さんの歌も可愛らしくて素敵ですよ。
3回目は今の録音ですから当然違っていますね。
もし探して入手できなかったら、改めて掲示板でお知らせください。メールで送って差し上げます。MP3ファイルで5.1MBです。
7:くー :

2020/07/04 (Sat) 00:37:54

「寒椿」、良い歌ですね。当時の森昌子さんのイメージと最も近い雰囲気を持った楽曲だったのではと思ったりします。
1回目の録音の曲は聴いたことがありませんが(もしかするとユーチューブで知らずに聴いているかもしれませんが)、2回目の録音、3回目の録画の楽曲はCDで聞きました。
2回目は20代のほんとに綺麗な声でうっとりします。歌い手のイメージと曲のイメージがとても合致した傑作ではないでしょうか。
3回目は50代ですね。低音の声はちょっと太くなった気がします。高音も以前とは変わりました。20代はピーンと張った綺麗な声だったのが、50代ではまるく暖かい声になったように思います。私は50代の高音は大好きです。
6:彼岸花 秋 :

2020/07/01 (Wed) 00:05:20

次郎さん、返信ありがとうございます。
「信濃路梓川」、いいですねえ。21歳、一番声の魅力的な頃ですね。もう翌年には「哀しみ本線日本海」を歌っているのにこの瑞々しさ。復帰後、一度くらいは唄ってほしかったですよねえ。例えば水森さんなんかと一緒に出演した時など、ご当地ソング今昔聴き比べとか、アイディアはいくらでもあったはずなのに、いつも「越冬つばめ」ばっかり。柔軟性の欠けた頭ばっかりだったんでしょう。
昌子さんの清々しい、輝かしい姿は、私たちの胸のあたりでしっかりと覚えておきましょう。
5:次郎 :

2020/06/30 (Tue) 18:36:34

彼岸花 秋さん、素敵な企画ありがとうございます。彼岸花 秋さんの想いが良く伝わってきます。長州さんの並走も興味深いです。それぞれ違うのだなぁと。
第10回まで見せて頂くだけにしようかと思ていましたが、
>あなたのベスト1は?
という問いかけに思わず反応してしまいます。
私のA面ベスト1は

信濃路梓川

です。あくまで清楚で清々しく、昌子さんの真髄だと思います。
じゃあ、B面やアルバムは?、 カバー曲は?、童謡唱歌は? 民謡は? うーん書ききれない。また今度にします。

4:彼岸花 秋 :

2020/06/28 (Sun) 22:43:52

長州さん、Shinanojiさん、返信ありがとうございます。

長州さんに。
「ふるさと日和」は「民謡をあなたに」という番組のテーマソングだったこともあって、好きな人は大勢いらっしゃるようですね。長州さんはあの番組を見たことがありましたか。先のアルバム「森昌子名曲選(2017)」を作るにあたってファンクラブの人たちにリクエストを募ったら「ふるさと日和」が一番多かったと聞いています。
2015.4.15の「人生、歌がある」で唄ったとき、“その日までよろしく”のところでウインクしながら額の所で挙手するような仕草をしたのが可愛らしく印象に残っています。

Shinanojiさんに。
「寒椿」がベスト1なんですね。大人になってからの歌だから、残っている動画はどれを見ても素敵です。フルコーラスで残っている動画の着物の絵柄はグッドデザインですね。
コンサートでこの辺まで、もう3,4曲多く歌ってくれていたらよかったのにと、少し残念です。

あなたのベスト1は?
長州さんは「下町の青い空」?
Shinanojiさんは「寒椿」
REIさんは確か「あじさいの雨」(ちがったかな)
私は「あの人の船行っちゃった」

みなさんはいかがですか。「せんせい」だという人、いますか?(笑)
3:Shinanoji:

2020/06/28 (Sun) 16:24:33

https://bbs7.fc2.com//bbs/img/_766900/766847/full/766847_1593329074.jpg 寒椿、いいですよね。実は、昌子さんのすべての持ち歌の中で一番好きな曲を挙げろと言われたら、その寒椿なのです。どちらかと言えば地味な曲ですが、歌い方は難しいと思います。歌詞良し、メロディー良し、シンプルな名詞の題名がこれまた良しで、25歳の奥ゆかしい昌子さんにピッタリの曲だと思っています。白地に紅い椿の絵(帯にも椿の絵)が描かれた着物を着てフルコーラス歌っているのをYouTubeで観たのですが、その時の歌唱がほぼ完ぺきです。あの映像はどんなテレビ番組だったのでしょうか?

余談ですが、ここ原村は冬の寒さが厳しいので紅い寒椿は育ちにくいのです。そこで、夏椿(ヒメシャラ)を数年前に植えたところ、毎年白い花を咲かせてくれ、一昨日一輪咲き始めました。
2:長州◆*0 :

2020/06/28 (Sun) 10:24:51

彼岸花・秋さん

おはようございます

第5回目 寒椿

良い選曲ですね

では、私も 第5回目の選曲

【ふるさと日和】 作詞 杉紀彦 作曲 森田公一

1) あの人に逢いたくなって
  あの人のふるさとへ来たの
  ふるさとへ来たの
  思い出ばなしはいい匂い  
  航を包んでくれるから
  なんとなく温もる ふるさと日和

2) 遠い日の夢追いかけて
   懐かしい裏山へ登る
   裏山へ登る
   遊んだ仲間は何処にいる
   涙が心を駆けて行く
   風ひとつ優しいふるさと日和

3) わらぶきの屋根さえ見えず
   歳月にふるさともかわる
   ふるさともかわる
   けれども訛りがあたたかい
   あいさつ言葉もあたたかい
   あの人によく似た ふるさと日和

4)  安らぎに逢いたくなれば
   いつか又 ふるさとに来よう
   ふるさとに来よう
   疲れた心にしみじみと
   季節の眺めがしみるだろう
   その日までよろしく ふるさと日和

★民謡の番組の主題歌でしたね


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